2013年6月6日木曜日

子育てのヒント



~文献より引用~

父に子どもの頃、毎日のように注意されていたのが言葉の使い方です。私が「できない」「嫌いだ」「難しい」という言葉を使うと、その都度「できる」「好きだ」「簡単だ」と言い直させられました。
当時は意味を全く理解できませんでしたが、これは潜在意識をプラスにする訓練でした。
「できる」と思って行うのと、「できない」と思って行うのとでは結果は正反対です。「プラスに考えなさい」とは一度も言われた事はなく、日々の訓練によっていつの間にか習慣づけられていたのです。

プラスの言葉、マイナスの言葉。言葉は言霊としての霊力を持ちます。古来より日本では受け継がれていて神道の祝詞(のりと)などには、プラスの言霊を発する言葉が使われています。

人を育てるには大きく分けて 「長所を伸ばす」ことと「短所を直す」ことがあります。長所よりも短所の方が目立つので、多くの方は短所を直すことに主をおかれます。実は、長所を伸ばすことによって短所が補われるのです。

子どもの成長を願うならば、まず、親がプラスの人間になって、家庭をプラスの氣で充満させることが大切です。経営者が会社の成長を願うのであれば、まず経営者がプラスの人間になって、会社をプラスの氣で充満させることが大切です。

・・・・・前文は、今読んでいる本の 気になる部分を抜粋しました。・・・・・・
自分の子が良き道に導かれるように、親として最善の助言ができるようにと、良いといわれる事は身を持って体験したり、本を読んだり、人の話を聞いたりと いろいろしてきたものです。 
時は流れて、子どもたちは自分の手元を離れ、遠く手の届かないところにいます。風邪をひいて熱を出しても駆けつけてやることはできません。只々、日々無事でありますようにと祈るばかりです。
幸いなことに私の子は順応性に優れているのか、行った先々の環境に適応し、その社会に受け入れられて暮らしているようです。国や人種という壁はやはり存在すると身をもって知り、時には傷つき落ち込んでいるのを察することもありました。でも根底にある人としての心に触れたのでしょう。長男は「人のありがたみを感じた」と私に言いました。この記憶はきっと彼の人生を支える糧となるのでょう。
 「子育て」には、正解が存在するのか否か?いくら我が子といっても、まったく別の人格をもった個人ですから親の思い通りになどいくはずもありませんし、そうすべきではないと思い悩むことも多々あります。様々な情報の中から子育てのヒントをキャッチして、その中で家庭の方針にあったものを選択し、まずは実践してみることになろうかと思います。私は相も変わらず、子どもに良かれと思うことは探求を続けています。そして、お子さまを預かるという尊い仕事をさせて頂いていることも相まって、これからも探求は続くのであろうとふと思いました   長くなってすみません                                                    ・・・・・・・・Chiyomi                                 

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